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第25回公演のドキュメントが始まります。

皆さん応援をお願いいたします。記録係
スタート:2004年6月10日(木)


劇団P.O.D.第25回公演

 

ドキュメント-1

2004年4月の報告です。

(レポート:記録係、写真撮影:中川英子

 
4月は読み合わせ中心でした。
時代設定が幕末ということで、
普段使わない単語や言い回しがあるので、
少々大変ですね。



衣装担当の中河香理です。
今回は時代劇の衣装を準備して、
一部は作成します。
その段取り内容は徐々にお知らせいたします。



左は小道具担当:板谷真穂
右の衣装担当:中河香理に「○○○」とか「○○○」とか言って、
怒らせてしまった様です(笑)。
どんな失礼なことをおっしゃったのでしょうか?



モデル姿勢で見栄えをチェック。
実際の役者が練習欠席なので、代役が実際に衣装を試着して、
他の役者衣装とのバランスなどをチェックしています。



左は制作補佐:浅野美穂子も実際に衣装を着て協力しております。
右の衣装担当でもある竹鼻ともみがチェックしています。



特に着物は、普段着ではありませんので、
イメージが湧きづらく、実際袖を通してみると、
判断しやすいですね。



男性陣の衣装はまだ集まっていないので、
暇そうにしているようです(笑)。



衣装:中河香理は「白いギザギザ」を作成しております。
それって何か御存じですよね。
そうです「○○組が羽織る」アレですね。



このマシーンが「衣裳部屋」を支えるスーパーミシン
「親方二十八号」です。
このマシーンで数々の歴代コスチュームが生まれました。



これが例の袖のところですね。
これからがまた大変なんですね。



男性陣はイヨイヨ殺陣(たて)の練習に入ります。
といっても実際の殺陣のプランは、
立つ位置などが粗方決まった時点で計画されます。



普段から刀を使っている危険な人物はP.O.D.には居ないので(笑)、
合間の時間では刀に慣れる為、事故がないように扱い方を練習します。
実際に帯を巻いて、鞘(さや)も固定します。
手前は秋吉剣作役:浦出貴永


刀を抜いたり、収めたり、或いは構えてみたりと、
訓練していないと事故が起きそうな動作をくり返します。
右手前は宇部鋼四郎役:森山一典



小野田鉄馬役:室崎雅紹の構えです。

武道系の型というのはどの国のどんなものであれ、
その武道の精進の深さや、
その人物の人生経験がはっきりでちゃうのですね。
だから、室崎君、焦らないで、慌てないで、
じっくり取り組んで下さいね。
室崎君らしい役作りができると思いますよ。



ここでは男物の着物のプランを練っている所です。



左の演出:中島 亮と中奥の竹鼻ともみ、右の中河香理が、
古着屋や、劇団員の家庭で要らなくなった着物などを頑張って集めておりました。

汗で汚れたり、殺陣で転んだりするので、
いい着物は当然借りることができません。
当初の予算内でうまくおさめることができて、
お疲れ様でした。



このように選ぶ段階の物は「所有者」を管理しなくてはいけません。
誰の物かさっぱり分からなくなります。
こうして書いておけば安心です。
各役者が着るようになれば、役者が責任を持って誰の物か管理できますので、
それまではこのように管理します。
知恵ですね〜。



3人の真剣な話し合いがつづきます。



帯もこうして並べてみると壮観ですね。




それでは、次回のドキュメントをお楽しみに!


つづく



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