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vol.3「ダイゴの光線銃(特別製)」
第30回記念公演 ブラック・フラッグ・ブルーズ より
2008年4月12日(土)


はい、お久しぶりです。かなり長いこと放ったらかしでした。
花粉症の季節がやってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は第30回記念公演「ブラック・フラッグ・ブルーズ」より
ダイゴの光線銃です。


銃を構えるダイゴ(永森栄一)


SFでしかも宇宙海賊担当の刑事ということで現行の銃というわけには行きません。
で、製作することにしたのですが、なかなか一から造り上げるのは大変なので、
有りものを改造する事にしました。
何か良い素材がないものかと探していたところ、
ある劇団員の家に某ゲーム機のコントローラー(写真1)が
要らなくなった物があるとの事で、
イメージにピッタリだったので遠慮なく頂いて改造スタートです。

まず、追加の部品をプラ板で作ります。(写真2)の白い部分。
下部の一番大きい部分は箱組みで、銃口は手頃な筒状の物が無かったので、
プラ板をチマチマ丸めて筒状にしたものを取り付けました。

  
(写真1)              (写真2)


次に、メーカーのロゴの刻印や不要なビス穴をパテで埋めていきます。
(写真3)の黄色い部分。
客席からは見えないのでやる意味は全くありません。
・・・こんな事してるから・・・(笑)。
パテが固まったら全体にペーパーがけをして
ベース色のシルバーを塗ります。(写真4)


  
(写真3)            (写真4)


乾燥後、各部を塗り分けるのですが、ここからマスキング地獄の始まりです。
マスキングというのは塗装しない部分をテープなどで覆い隠す事ですが、
思いのほか曲線や狭い部分が多いため思わぬ大苦戦!!
2時間近くかかって終わったときには廃人寸前、当然写真も撮り忘れました(泣)。

全ての塗装が終わったものと元になったものとの比較(写真5)。
どうにか苦労は報われたかな?


(写真5)


あとは各パーツを取り付けて完成です。写真無し(…不覚)


ちなみに敵役のレイの銃はかなりの旧式ということで
以前の公演の時に入手した(ちなみにその時はボツ。だってデカ過ぎる)
44マグナムのプラモデルを使用
こんなの片手で撃てないとかいう突っ込みは無しです。
ハッタリですよ、ハッタリ(笑)。


レイ竹鼻ともみ


設定上色々といわくがあるのですが、
それをさらに進めて思いっきり傷だらけにしてあります。(写真6)




そんなわけで銃の製作は終了です。
刑事の中でも特別製との設定なので、結構気合い入れて作りました。
・・・絶対客席から見えないところばっかり・・・。



今回とても間があいてしまったので、
次回はなるべく早く、次回公演の準備が立て込む前に
アップできるように頑張ります。・・・多分

さて次回は第31回公演「トランスホーム・リフォーム」より
『ロボ』です。





おまけ。愛用品シリーズ



エアブラシ&コンプレッサー
吹き付け塗装にとても便利です。スプレー塗料と違い
好きな色が作れて良いです。
慣れればグラデーションなどかなり細かい塗り分けができます。
左に立っているのは過去に塗装したもの。こんな感じの細かい塗装ができます。
(事情により一部画像を処理しています/笑)。





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