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劇団P.O.D.第28回公演

ドキュメント-4

2006年1月3日(火)の報告です。
(レポート・写真撮影:劇団P.O.D.記録係)

新年早くも更に録音があるとのことで、
またまた、また、Relaxed Field Studioに取材に参りました。



本日はフルート奏者の中村静佳さん(左)の録音です。
雪が再び降り始め、足下の悪い中、すみません。

中村さんは、まず、録音前に録音すべき内容を五線譜に
おとす事から始められるようです。

実は音楽制作者:安田宗弘は、五線譜で作曲している訳ではありません。
幾つかの楽器を自分で弾いて重ねて録音しながら、
曲にしていく流れです。



中村さんは、日頃クラシックの演奏をされているので、
曲が楽譜化されていると、効率が良いのですが・・・、
中村さん自ら作成いただいております。
・・・すみません。



音楽製作者は、音符を確認するのに
懐かしいピアニカを使用したりしております(笑)。



まずは一曲目の楽譜が出来上がりました。



ヘッドホンの曲を聞きながら、
上にある二本のマイク(写真の外)から、録音されていきます。

フルートのやわらかい、優しい音が、
中村さんの気持ちを入れた演奏で、より優雅に響いています。



フルートを間近で見ると、複雑な構造になっていますね。
こんなメカニカルなのに音が柔らかいのですねぇ。
不思議な楽器です。



録音しているソフトの画面はこのようになっています。
録音は全て重ね録りをしています。
曲によってはトラック数(重ねる録音数)が30を超える事もあり、
パソコンが無かった時代(せいぜいで8トラック)から比べると、
素人の音楽製作現場では、大変な進歩ですね。



演出の中島 亮が記録係とプロジェクター映像の打ち合わせで、
丁度、Relaxed Field Studioに参りました。
ついでに録音中の様子を見学に。



中島 亮は、フルートの柔らかい音に感心しきりです。
改めて、演出の意気込みを強くしているのでした。

この後、中村さんには、
コーラスまで入れていただき、
ありがとうございました。
10時過ぎから、17時までの長時間お疲れさまでした。



この後、現在22時過ぎまで、録音した後の数曲のミキシングが、
演出の中島 亮、記録係を交えて行われております。


それでは、次回のドキュメントをお楽しみに!


つづく

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