第18回公演
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また逢おうと竜馬は言った |
この18回公演は演出『中島 亮』が長年イメージをあたためていた企画を満を持して実現する公演となりました。
今回はキャストの動線やレイアウト、セリフ、リズムの詳細な構成に始まり、舞台レイアウトの設定、衣装、音楽、照明など、『中島 亮』のイメージにできるだけ近づけるべく団員全員が協力し合いました。
久々に脚本は第4回公演でもお世話になった『成井 豊』氏。
初の主役にはオカモト役『前田 圭一』が個性を爆発させ、スピードある舞台演出の主軸になり、一心同体/坂本竜馬役に『中島 亮』。客演として「劇団すばる」から初参集『ニーチェ 石原』、劇団A・A・Oから『四柳 直人』が熱く脇を固めています。他のキャストも演出からの指示だけでなく、解釈が進んだリアルな演技に近づきました。新人では『永森 栄一』がデビューして、その実力の伸びは目を見張るものがありました。
『竹鼻 ともみ』がケイコ役を演じつつ、演出補佐を務め、負担の大きい演出兼主役をサポート。
圧巻なのが迫力のある「音楽」にスピードのある「殺陣」や舞台変化が絡まり、映画に近い世界を表現。音楽は具体的な演出のイメージを元に『安田 宗弘』が1年ぶりに製作。また、作曲デビューの『橋本 美智子』が某ゲーム機を駆使しての音楽を提供。
そして、目まぐるしい照明には『桂 真』がそのポテンシャルを発揮。
この公演は劇団P.O.D.史上最も成功した公演となり、様々なキャスト・スタッフの個性を活かそうとするP.O.D.らしさも継承した、若手はもとより、ベテランにとってもP.O.D.フアンのお客様にとっても、嬉しい公演になりました。
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