さて、中国へ来て四日経ち、ホームステイから学校の寮で暮らす事になりました。ホームステイしていた家は思ってたよりかなり、学校まで遠くて、家の人もずっと家にいるわけではなかったので、寮で暮らす事にしたのです。
五日目、寮へ朝早く行きました。寮といっても、教室、各自の部屋、パソコン室等が一つの建物野の中に全部あります。寮に移ってからが私の本格的な留学生活が始まりました。それも、とっても、濃いの。。。
寮に入ってすぐ荷物をケースから取り出し、整理してからパソコンの部屋へ行って、メールを見ました。そしたら、一気に元気になって、ホームシックもなくなりました。
そして、メールをうっていたら、韓国の子が「あなたは日本人ですか？」と日本語で聞いてきました。とってもびっくりしたけど、まだ友達がいなかったからすごく、嬉しかったです。どうやら、日本が好きなようで、日本の歌を聴いたりして、ほんの少し日本語が話せるようでした。そして、私たちは友達になり、私は部屋へ戻り、何してたかな、忘れちゃった。
そしたら、さっきの韓国の子が私に友人を紹介しに部屋の前に来てくれました。その子も韓国人で韓国の大学で日本語を勉強している子でした。そして、それから気があった三人は半年間いつも一緒にいるようになったのです。日本人留学生と一緒にいないようにしようと決めていた私にとってBestな環境でした！
そして９月１日授業が始まりました！入学手続きの時、中国語の試験を受けて、クラス分けされるのですが、私は独学だったし、中国語はしたことありませんてことにして、試験は受けず、一番下のクラスで勉強することにしました。
でも、実際授業を受けたら、もちろん、発音からのスタートなので、少しでも言葉をかじってた私は面白くなくて、一つ上のクラスに移りました。クラスで日本人は私一人！これも私の望んでいた環境！アメリカ人一人とあとは、全員韓国人。授業は朝８時２０分から１１時５０分まで。授業が終わり、教材を片付けていると、韓国人のクラスメートが「お前の発音は日本人の発音だ」って言い去っていったんですよ！日本人だもん、そりゃ、日本人の発音だよ！なんていい返す余裕もなく、私は一気に落ち込みました。授業初日からこれですよ。。。「もう中国語いやだ、勉強したくない、私中国語下手だし。。。」この愚痴を聞いてくれたのが韓国の友人でした。長い間あたためていた目的に達成できた矢先のあの言葉はかなり辛かった。。
その夜、韓国の友人５，６人でご飯を食べる事になっていたけど、ご飯を食べる気にどうしてもなれませんでした。それでも、一応席に座ったのだけど、やっぱりその場にいるのも辛くて席を立ってしまいました。寮の外で泣いていたら、友人が来て「私も中国語だめなのは同じだよ」って言ってくれました。その後、一緒にご飯を食べるはずだった韓国の友人に「ごめんなさい」と謝ると、「みんな一緒。頑張れ！」と言って、励ましてくれました。そしてまた勉強を頑張るために次の日も授業へ行ったのです。
まあ、韓国人も韓国人の発音なんですけど、あの時はそんな事考えもしなかったな。。中国語もういやだとか言って、まだ一ヶ月も経ってないよ！って話ですね。。バカみたい。ハハハ。でも半年しか現地で勉強できないという事は毎日毎日考えてたから、そのプレッシャーもあったのかな。＾＾；けど、私はこのクラスでよかったって、思うようになっていきました。
それは、また今度お話しますね。
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