第13回公演
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三好家の引っ越し |
横内謙介作の脚本としては3作目の公演でした。
キャストは10代の新人『渡辺 成美』、『尾ケ口 徹』が参加。ベテラン陣も健在で、役柄に応じた個性重視のキャスティングの妙が、笑いとシリアスのバランスをうまく描く結果となっています。またそれが劇団の歴史を感じさせる結果になっています。
『安田 宗弘』が舞台上でギターを弾けば、『中島 亮』が壁を殴って鮮血を迸らせるように、各役者の個性を見ているだけでも面白みがあり、その個性重視の組み立ては1つの完成形に近いものになりつつありました。
この公演は非常に重要で、劇団員やお客様とっても、楽しい公演になったのは言うまでもありませんが、新たな飛躍のきっかけになった公演でもありました。
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