劇団P.O.D.第28回公演
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ドキュメント-11
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今回は最後の追い込みの音楽制作の模様です。
(写真撮影&レポート:劇団P.O.D.記録係、安田宗弘)
公演本番まで2週間にもなりますと、
練習も佳境になってきておりまして、皆さん大変ですね。
・・・そして、音楽制作も大詰めです。
2006年1月18日(土)の夜 Relaxed Field Studioにて
CD限定の《特典音源》 玉ころがしの捨之介-acoustic version-
の追加録音にフルート奏者の中村静佳さんに来ていただきました。
中村さんは、現在は主に、ギター・ボーカル・ドラム・フルート
という特殊な編成で、インプロ(即興演奏)が多い
「モジョリズム」というバンドで活動中。
2月下旬にライブをされる情報がありますので、
お楽しみに!!
特典音源とはいえども、しっかり打ち合わせをして、
録音が進んでいきます。
と、いう間に録音が終わってしまいました。
今回は早かったですね。演奏中の写真が撮れませんでした・・・。
この後、夜中まで、私(記録係)を交えての座談会になってしまいました。
遅くなりましてすみませんでした。
翌日P.O.D.の練習会場は富山市民芸術創造センターでしたが、
中村さんもバンドの「モジョリズム」の練習をされていて、
P.O.D.の練習会場に顔を出してくださったそうです。
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翌日の2006年1月29日(日)の夜 Relaxed Field Studioにて
ここのレポートは音楽制作者です。
中国笛奏者:門嶋寿人(かどしまひさと)さん。
中田ショッピングセンター・アローでのライブの帰りに、
Relaxed Field Studioに寄っていただきました。
前回録音の「関東荒野」という曲に加えて、
「礒平」という曲にすこし笛を入れていただきました。
お忙しいところ、わざわざすいません・・・ほんと。
実はこの笛は「び〜ん」という不思議な郷愁を感じる音がでます。
写真右のこの部分が、び〜んという音の秘密です。
吹き穴と指で押さえる穴の中間にあり、
この穴を塞いでいるテープ状のものが震えてび〜んと鳴ります。
劇中音楽でどのような曲に仕上がっているかは乞うご期待!!
このような笛もいろいろ種類があり・・・これは大きなサイズのもの。
といっても比較するものがないと大きさがわかりませんでしたねぇ・・・。
門嶋さんの津軽三味線とそのバチ。
すこしやっていただいたんですが、時間的な余裕も無かったため、
今回は見送りとなりました。残念。。。
門嶋さんは、中国笛の他に津軽三味線の奏者でもあります。
作曲家・バイオリニストの野崎弘通さんとの
ユニット「風神」で活躍中です。
今春にはオリジナル曲「エクボ」をリリース予定とのこと。
お楽しみに!!
そして更になんと・・・・
バイオリン奏者:野崎弘通(のざきひろみち)さん
門嶋さんとアローでライブをされ、そのままご一緒に来られました。
『せっかくですから何か演奏していただけますか?』
とお願いしたところ、上記の笑顔付きで快くOKしていただき、
急遽、「無界」という曲ににチョロっとバイオリン入れていただきました。
ありがとうございました!
更に贅沢になった「無界」の曲です(笑)。
野崎さんはオーケストラ等でバイオリンを演奏され、
以後、ピアノ・ギター・三味線他様々な楽器を弾きこなされています。
作曲・編曲でも多くの作品を手がけられ、
ポップスの他、YOSAKOIとやま、ミュージカル、
TV番組(NHKニュース・KNB県民カレッジ他多数)の
テーマ曲や挿入歌なども多数作られているとのことです。
それにしても中田ショッピングセンター「アロー」のライブ、
レベルが高いです(笑)。
バイオリンケースの中身をちょっと拝見。
上がフランス製で、下がドイツ製だそうです。
真ん中の丸いのは時計ではなく湿度計。
楽器は生き物。管理が大変ですね。
100年以上昔につくられたバイオリンもお持ちだそうですが、
さすがに普段持ち歩くことは無いそうです。
門嶋さん、野崎さん、ありがとうございました。
そして、中村さん、青木さん、Rieさん、山野さん、湯原さん、
本当にありがとうございました。
これからも宜しくお願いいたします。
つづく
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