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第30回「県民劇場」

 

ドキュメント-12

ドキュメント-12は2004年2月8日(日)本番一週間前の報告です。
撮影:中川英子
レポート:劇団P.O.D.記録係です。


富山市民芸術総合センターでの練習報告です。

夕方から最後の通し稽古がありますので、
日中は最後の確認等で大変でした。


演出アドバイザーの宮島春彦先生に質問をしたり、
気になる点を指摘していただいて、
一緒に考えて進めさせていただいております。



宮島先生ジンピー役:森 隆俊さん(劇団フロンティア)の話し合い。



フェイ・リルマン役:渡辺成美のシーンでも、
宮島先生との熱心なミーティングがありました。



宮島先生がフェイ・リルマンの登場シーンで、
実際に演じて幾つものサンプルを提供してくださいました。
その時の宮島先生の貴重な内股です(笑)。



この日の午前中はかなりフェイに時間を割いて頑張りました。



会計担当山本久美子が、たくさんのお金を見て嬉しそうな笑顔です。
決して「うひひ」という声を出していないことをお断りしておきます(笑)。

今回はスケールの大きい公演でしたので、会計も大変でしたね。



このモップは、○○家の店の玄関をキレイにしていたもので、
この公演でステージ・デビューをいたしました。

このVサインは、誰の手か?

特徴や、手がかりは以下の通り、

1.立てている二本指に力を入れてVサインを作るタイプ。
2.薬指、小指をかなりコンパクトに丸めるタイプ。
3.人指し指がちょっと長めなので、ストレートの握りで、
  シュート系の球を投げることができるタイプ。



中央2人ジョウ役:竹端裕二フランク役:永森栄一
2人はアメリカンな動きについて激議論中。

その激論が激しいので、
左で、チャールズ・ブロンソンになっているのは、
ストラウス教授役:森山一典

右で、後学の為に聞き耳をたてている小道具係室崎雅紹



練習の状況を確認しつつ、
公演パンフレットの再校正原稿に赤を入れていらっしゃる、
制作統括舟本幸人さん。



小道具である「モップ」の整備を怠らない、ウインズロウ役:南本清美
その姿を見て涙ぐむ、左上:橋本美智子、左下:板谷真穂、右下:浅野美穂子



宮島先生と役者のディスカッションを見て、
座るのも忘れて集中する演出東 延嘉



PCを巧みに使った音響編集の追い込み中の音響本元真治
決して、宿題や課題を練習中にやっている訳ではありません(笑)。



照明アドバイザー大澤 薫さん(照明家)が、
照明永原圭介のプランを尊重して、
仕込みが数時間で可能かどうかの最終確認に来て下さいました。
仕込みとプラン作成のサポートありがとうございます。
永原ともどもお礼申し上げます。



いよいよ全キャストが揃った最初で最後の通し稽古がスタート。
オープニングシーンの倫理委員の方々です。
左から小泉博さん、谷井美夫さん、小泉邦子さん、平田義人さん。
皆さん劇団文芸座所属で、演劇暦が○○年以上、
ほとんどセリフが無いのに
その空間だけ「く、・・・空気」が違いました。



倫理委員の横で、白衣を着て、プロジェクトの承認を訴える
ニーマー教授役:四柳直人
中央は、舞台監督吉田賢一郎が、スライド画面の代役?をしております。



最終通し稽古はキャストのほとんどが、衣装を着て実際の状況に近い形で通しました。
左:ドナー役:上岸泰子さん(劇団文芸座)、右:ジンピー役:森 隆俊さん(劇団フロンティア)
完全にパン屋の主人と番頭になっておりました。



チャーリー役:中島 亮、右のアリス役:酒井亜希子。
練習会場は真冬だったのですが、暖房と照明と皆の熱気で、
衣装を着ていると汗だくで大変でしたね。
この後、体調を崩すことにもなるので、役者は大変でした。



初めて床屋のセットが揃った「バーバー・ゴードン」のシーン。
ニーチェ石原さん(劇団すばる)が、右チャーリーの顔を剃る動作を行います。
どこで、習ってきたのでしょうかリアルな手さばきでした。



中盤のディスコシーン。
曲に合わせてのダンスシーンです。
実際は照明が入り、それらしい雰囲気になるかどうかが勝負ですね。



ウインズロウ役:南本清美が、チャーリー
ワレンの施設案内をしているところ。
暑くて大変でしたね。



ローズ役:出村啓子さん(劇団すばる)チャーリーが再会するシーン。
クライマックスが終り、泣いても笑っても後一週間になりました。

次回はいよいよ本番です。


つづく



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