第30回「県民劇場」
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ドキュメント-17
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ドキュメント-17は2004年2月15日(日)本番の報告、第三弾です。
撮影:勘坂政雄
レポート:劇団P.O.D.記録係です。
本番とゲネプロの写真をおりまぜて紹介いたします。
ストーリーなど知りたくない場合は、
ご注意ください。
ここから、第二幕の始まりです。
ニューヨークに住む為に部屋を物色するチャーリー:中島 亮。
この十番街のアパート 家主の婦人:中川英子。
様々な人間を扱って来ただけあって、
百戦錬磨の管理人。
いきなり部屋の中に入り込んで来る隣の住人フェイ・リルマン:渡辺成美。
今までの知識の範疇にないフェイの行動にチャーリーはびっくり。
フェイの奔放な姿は重く苦しんでいるチャーリーの気持ちを。
前向きにさせていきます。
奔放な行動は思いっきりのいい演技が必要ですが、
「思いっきり」というのが難しいんですよね。
頑張りましたね。
今、チャーリーの父親のマット:ニーチェ石原さん(劇団すばる)は、
ニューヨークで床屋を開業。
幸せとは言えない雰囲気が漂っています。
閉店時間に近くなり、店を閉めようとしていた時に・・・。
チャーリーがお客として来店。
実の息子とは知らずに対応をする父の姿に複雑なチャーリー。
床屋で眠ってしまうチャーリーが、両親の昔の夢を見る。
チャーリーを巡って、家庭が崩壊する姿。
父親マットと母親ローズ:出村啓子さん(劇団すばる)が対峙する。
母親ローズは、包丁まで持ち出す精神状態になっていた。
傷心のチャーリーを町に連れ出すフェイ。
そこは、ニューヨークのディスコだった。
酒井亜希子の振り付けで、みんな一生懸命練習した成果がありましたね。
激しいダンスにチャーリーは必死についていきます。
チークタイムになり、普段飲んでいない酒を一気に飲むチャーリー。
フェイの誘いが分からないくらいに気分が悪くなるチャーリー。
チャーリーのアパートにフェイとアリス:酒井亜希子がはちあわせる。
行方不明だったチャーリーからの電話で、このアパートを知ったアリス。
ネズミのアルジャーノンの異変の報告を聞き、
戦慄が走るバート:影山じろう、ニーマー教授:四柳直人、
ストラウス博士:森山一典。
チャーリーの知能が退行した場合のシビアな会話がなされます。
悲劇が来ることを予想しながらの冷静な会話が、
哀しみをより一層深めます。
チャーリーが、知能退行したときに入所するであろう施設。
ワレン養護施設の責任者ウインズロウ:南本清美。
この知的で、優しい女性も、隣に立つ聡明な青年が、
この施設に入所することになることは、
想像もしていません。
チャーリーから、日々上がって来る報告書を分析し、
何とか解決策をと考えるストラウス博士とバート。
しかし、超天才のチャーリーですら、解決策が見つけれない現状で、
報告書を整理することしか無い二人・・・。
つづく
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